企業の業務改善は、アイデア出しが鍵となります。
しかし、いざアイデアを出そうと思ってもなかなか簡単には出ないもの。なかには、業務改善のアイデアがなかなか出ず、手探り状態で業務改善に挑まなければならない企業もあるはずです。
この記事では、新たな発想が出ずに手詰まりとなっている担当者へ向けて、業務改善のアイデア出しのコツ、業務改善におすすめのアイデア6選を詳しく紹介します。
業務改善のアイデア出しのコツ

業務改善するためには、アイデア出しのコツを知っておくことが重要です。ここでは、業務改善のアイデア出しのコツについて解説します。
業務全体の現状を把握する
業務改善のアイデア出しは、業務全体の現状を把握しなければ始まりません。
例えば、経営者が「今日から新たな取り組みを行う」と宣言しても、働く人は「何のために?」と疑問を抱きます。
その際に、「快適な労働環境のため」「業務効率を改善するため」と具体的に伝えれば、働く人も経営者の提案に納得できるでしょう。
重要なのは、企業が置かれている業務の現状を把握することです。
見切り発車で業務改善しようとしても抽象的なアイデアばかりで役に立たないため、具体的なアイデアを出せるよう現状把握が必須となります。
- 従業員の通勤時間がネックとなっている
- 事務所の光熱費や家賃がかさんでいる
- 慢性的な人手不足に陥っている
- 無駄な会議や作業がある
【例】〇〇部署の改善ポイント
このように、業務全体の現状がどのようなものなのか一度リストアップしてみましょう。リスト化することで、自ずと課題が見えてくるはずです。
改善すべき課題を洗い出す
企業が置かれている現状を把握したら、次は改善すべき課題を洗い出すことが重要です。
現在置かれている状況に対して、1〜3つほどの課題を発見すれば、業務改善のアイデア出しも進めやすくなるでしょう。
【例】事務所の経費についての課題
- 事務所の立地
- 事務所の規模
- 電力会社や電気利用量
- 備品の購入頻度
作業の優先順位を決める
業務改善のアイデア出しでは、作業の優先順位を決めるのがおすすめです。
後回しにしても構わない部分に時間を割いてしまうと、早急に改善しなければならない根幹部分が見えてきません。
【例】人事課まわりの効率化優先度
- 高い:エージェントサービスの導入、ペーパーレス・ハンコレス化
- 低い:ハイスペックPCの購入、デスクの拡充
また業務改善に繋がるアイデアはいくつか出てきますが、それが企業にとって本当に必要なものなのかを見極めなければなりません。
優先順位を決めずにアイデアだけ無数に出しても方向性を見失うため、企業にとって「何を優先すべきかの軸」を決めておきましょう。
業務改善におすすめのアイデア6選

業務改善するためには、具体的なアイデアを考えることが重要です。ここでは、業務改善におすすめのアイデア6選について解説します。
①無駄な作業を削減する
業務改善を進める際、まず必要となるのが無駄の削減です。
企業によっては昔ながらのやり方に固執しているところもありますが、従来のやり方には非効率的なものも多く、無駄な作業を強いられていることも少なくありません。
普段から従業員の意見を聞かない職場では「指摘しても聞いてくれない」と諦められてしまいます。
従業員の声を積極的に取り入れる姿勢や仕組みも業務改善の一歩です。
②適材適所で人材を配置する
働く人によっては得意な仕事もあれば、不得意な仕事もあるはずです。
しかし、企業のなかにはスペシャリストではなくゼネラリストを育てようと、配置転換を繰り返しているところもあります。
本人の適性に合った仕事を任せることが業務効率化への近道です。各々が自分に合った仕事で本領発揮できるようになれば、企業全体の業績アップにもつながります。
例えば、事務が得意な人に営業を任せた場合、売上が上がらないどころか心身に不調をきたして大事な人員を失うことに繋がります。
逆に得意な人に事務を任せることで、業務効率化や精度向上に繋がります。
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③外部人材に仕事を委託する
どうしても自社の人材だけで仕事が回らない場合は、外部人材に仕事を委託するという手段もあります。
最近ではフリーランスといった働き方が浸透し、インターネットを駆使した副業も定着しつつあります。
慢性的な人手不足であってもアウトソーシングという形で外部委託すれば、人材不足を解消することも難しくありません。
外部の人材を発掘できれば、地方にいる優秀な人材も見つけられ、さらなる業務改善につながるかもしれません。
特に求人を出しても一向に人手が集まらない場合は、外部にいる人材に頼るのも賢明です。
④新たなシステムやツールを導入する
今まで手作業で行っていたものをシステム化することで、業務改善が一気に進むことも多いです。
- オンラインコミュニケーションツール:zoom、Slack
- タスク管理ツール:Notion、Trello
- 工数管理ツール:ビヨンド日報くん、TimeCrowd
- 顧客管理ツール:Sansan、Kintone
- 勤怠管理ツール:入退くん、ジョブカン勤怠管理
導入費用はかかってしまいますが、減らせる人件費やストレスを考慮すると結果的にコストカットにもなります。
また、中小規模の拠点向けに月額3,000円程度で導入できるシステムも多くリリースされているため、積極的にシステム化を検討しましょう。
⑤作業マニュアルを作成する
新たな取り組みを実施した際、働く人が混乱する可能性があります。
経営者が独断で「今日からこの方法でいく」と決めても、進め方や管理方法が定まっていないと、逆に非効率になってしまうことも。
最初は面倒ですが、運用ルールや作業マニュアルを作成し、利用しながらブラッシュアップしていくことが結果的に効率的に運用できます。
- 運用ルール
- 作業マニュアル
- 管理担当者・責任者
- 作業で迷ったときの相談先
⑥日報の作成を義務化する
業務改善を進めるためには、従業員の進捗を把握することはもちろん、働く人が仕事に対してどのような感情を抱いているのかを把握することも重要です。
- 業務の可視化・共有
- 進捗の可視化・共有
- 課題に気づく力を養う
- 従業員の成長の可視化
現在では日報作成・閲覧を効率化するツールのほか、日報の提出がそのまま工数集計につながるツールもあるため、業務効率化を図る際は導入を検討してみましょう。

アイデア出しを実践する際の注意点

アイデアはただ出せばいいというものではありません。ここでは、アイデア出しを実践する際の注意点について解説します。
方向性を見失わない
たくさんのアイデアを出すことは重要ですが、ジャンルを絞らずにアイデアだけ次々と出すとまとまりのないアイデアに埋もれてしまいます。
不要なアイデアを出せば出すほど方向性を見失ってしまうため、常に方向性を見失わないようにしましょう。
目的やアイデア出しをする範囲(例:今回は経理まわりに絞る)を明確にしてからアイデア出しを行いましょう
従業員の意見を無視しない
業務改善のアイデア出しは、経営者の意見も必要ですが、実際に業務を行う従業員の意見も欠かせません。
経営者によっては自分の主張を押し通す場合も少なくないですが、実際の現場をよく知っているのは従業員です。
従業員の声を取り入れることで離職率の改善にもつながるため、意見を出しやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
何気ない会話から新たなアイデアが生まれることもあるため、普段からコミュニケーションを取っておくことも重要です。
短期的な目線で取り組まない
一般的には改善策の効果がわかるまで長ければ数ヶ月単位での調査が必要となるため、すぐに効果を求めるのはNGです。
長期的な目線で取り組まなければ、業務改善の効果が出るかどうかすらわからない場合もあります。
数日・数週間・数ヶ月という単位で従業員の声を聞きつつ、業務改善につながっているのかを確認する必要もあります。
まとめ
今回は、業務改善のアイデア出しのコツを紹介しました。業務改善の第一歩は、日々の業務の把握です。ただ、自分の業務はもちろんですが、チームや部署全体の業務状況や業務内容を把握する必要があり、ひとことで「業務把握」といっても難しいですよね。
業務把握を仕組み化するには、日報ツールの活用がおすすめ。
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また、作成した日報は各プロジェクト・顧客(クライアント)と紐づくため、従業員・プロジェクト・顧客ごとの工数が集計でき、業務の無駄や改善点が見つけやすくなります。
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yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。





