「もう何度も改善提案を出してるからネタ切れ…」
「せっかく時間を使って考えても毎回却下されるからなぁ…」
このように、改善提案のネタ切れに苦しんでいる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、すぐに使える改善提案アイデアを50個、「工場作業系」「事務作業系」「管理業務系」に分けて用意しました!
さらに、今後も改善提案に困らないためのネタ切れ防止策についても解説します。
そもそも改善提案で求められていることとは?
改善提案と聞くと、「革新的なアイデアを出さなければならない」と身構えてしまう方も少なくありません。
特に現場のスタッフにとっては、何を改善提案と呼べばよいのか分からず、提出自体が負担になっているケースも見受けられます。
しかし実際に企業が改善提案制度を設けている目的は、現場の小さな課題や業務上のムダに社員一人ひとりが主体的に気づき、継続的に改善を促すことにあります。
たとえば以下のような「業務の小さな不便さ」や「仕組みの見直し」に関する提案でも十分に有効です。
- 毎回同じ手順を繰り返している作業のテンプレート化
- 資料や備品の保管場所ルールの明確化
- 報告・連絡・相談の形式統一やフォーマット化
改善提案制度の本質は“現場力の底上げ”にある
企業における改善提案制度は単なるアイデア収集ではなく、社員一人ひとりが自分の業務に主体的に向き合い、思考し、提案する文化を育てることを目的としています。
現場で起きている細かな課題は上層部では把握しきれないものも多く、第一線で働く社員の気づきこそが組織全体の改善につながる最も重要な原動力です。
改善提案50のアイデア
ここからはさっそく、「工場作業系」「事務作業系」「管理業務系」に分けて合計50個の改善提案アイデアをご紹介します。
改善提案①工場作業系
工場作業系の改善提案は、普段「危険だな」「やりづらいな」と感じている項目の改善がメインになります。曖昧になっているルールの明確化・徹底や、ヒヤリハットが発生しそうな作業工程の見直しを中心に考えてみましょう。
- 工具を使用後は決められた場所に戻すルールを掲示
- 作業手順書をラミネート加工し、作業台に常設
- 重い部品の持ち運びを減らすために配置の見直し
- よく使う備品の置き場を安全に取り出すために目線の高さに移動
- 手元の視認性を向上させるために作業場の照明を増設
- 異常音が出た際の連絡手順をフローチャートで掲示
- 不良品置き場を明確に区分けし、ステッカーで識別
- 混在を防ぐため、作業中に使用する工具に色分けラベルを付与
- 台車の動線が交差し危険なため、ルートを一方通行に統一
- 作業後の清掃ルールを可視化し、担当者のローテーション制を導入
- 安全靴の摩耗チェックを月1回のルールにし、チェック表を導入
- 機械停止時に即時報告できるよう、社内連絡をチャットツールに変更
- 伝票の記入漏れが多かったため、記入例を見える位置に設置
- 梱包材のサイズが統一されておらず無駄が出ていたため、サイズ見直し
- 手袋の補充を月1回の目視確認から、使用数に基づく在庫管理へ変更
- 部品の発注漏れ防止のため、週次の棚卸しチェックシートを導入
- 朝礼の立ち位置を定め、時間短縮と整列時間の削減を実現
- 作業台の高さが合っておらず怪我しやすかったため、動式台に変更を提案
- 油や汚れがたまりやすい箇所にカバー設置
- 日報アプリを導入し、日報のペーパーレス化を実現
改善提案②事務作業系
事務作業系の改善提案は、主に業務効率を上げる視点で考えるものが多いです。属人化してしまっている業務ややり方がバラバラな作業にメスを入れてみると、低コストでできる改善策が思い浮かぶかもしれません。
- エクセルの集計作業を関数とテンプレート化で30分短縮
- 電話対応中のメモ取りをデジタル化し、情報共有のタイムラグを解消
- 書類の承認フローを紙から電子化し、物理移動の時間を削減
- 請求書のファイリングを発行日順から顧客別に変更し、検索性を向上
- 複数部署と共有する文書は、バージョン管理シートで変更履歴を明記
- 来客対応マニュアルを整備し、担当者ごとの対応差を解消
- 定型メールのテンプレート化とショートカット登録で業務効率を改善
- 複合機のトナー在庫切れ対策として、在庫チェックを週次でルール化
- 備品管理表をGoogleスプレッドシートに移行し、発注の重複を防止
- 議事録のフォーマットを統一し、情報のばらつきを解消
- 電話の取次ルールを文書化し、対応者不在時の混乱を軽減
- 外部からの郵送物を部署別に振り分けるルールを整備
- 月次処理タスクのリマインドを自動化し、期限漏れを防止
- 廃棄文書の保管期限ラベルを導入し、棚スペースの効率化を実現
- 紙での掲示物をPDFにして全員に配信、掲示スペースの混雑を解消
改善提案③管理業務系
管理業務系の改善提案は、個々の業務を可視化させたり、情報共有をスムーズに行う目的のものが多いです。ITツールの導入や自動化の仕組みづくりも視野に入れる場合、費用対効果の想定も織り込むことで説得力のある改善提案になります。
- チームメンバーの業務を一覧化し、業務分担の偏りを可視化
- 週次ミーティングのアジェンダを事前に共有し、会議時間を20分短縮
- 新人教育に使う資料をスライド形式にし、説明のバラつきを軽減
- 評価面談でのフィードバック項目を事前に整備し、時間短縮と質向上を図る
- マネージャー向けに報告書サマリー自動生成ツールを活用
- 報告書の提出期限を明文化し、リマインドルールを設定
- 部下のスキルマップを作成し、適切な業務アサインを実現
- 部署間の情報共有不足を解消するため、月1回の「横串ミーティング」を設定
- 残業時間の可視化により、チーム内の偏りを数値で把握
- 定例会議の参加メンバーを見直し、不要な出席者の時間的コストを削減
- 提出ハードルを下げるため、報告書様式の簡略化・デジタル化
- 提案制度の優秀事例を社内掲示し、改善提案の活性化を促進
- 勤怠の打刻漏れが頻発していたため、週次で確認タイミングを設定
- プロジェクト共有フォルダの命名ルールを策定し、検索性を向上
- タスク管理にツールを導入し、口頭伝達の抜け漏れを防止
改善提案がすぐ浮かぶ!最善のネタ切れ防止策
過去の改善提案をアレンジする
まったく新しい提案を毎回出すのは大変ですが、過去の改善提案を土台にして再検討することで、効果的な改善案が生まれることもあります。
- 実行したけれど十分に浸透しなかったもの
- 過去にコストや人員不足で却下されたもの
- 現場の環境や人員が変わって再検討の余地があるもの
- 他部署で取り入れられた改善案の横展開
このように「斬新な改善案」ではなく、既存の提案をリソースとして活用する視点が、ネタ切れ防止にも大いに役立ちます。
日々のちょっとした不満を大事にする
改善提案というと「何か新しいものを」と考えがちですが、実際に改善のヒントとなるのは、以下のような業務中に感じたごく小さな不便や違和感です。
- 資料の場所が分かりづらい
- 同じ問い合わせが頻繁に来る
- いつも自分ばかり整理整頓している
- フォーマットがバラバラでめんどくさい
どうしても「職場に不満を持つ」ということに抵抗がある方もいるかもしれませんが、そういった不満を言語化して「どうしたら解消するか」を考えることこそが、改善提案のヒントになります。
リーダー層の方は、現場の意見を集める機会を設けてみたり、面談でヒアリングしてみるのも手です。
改善提案承認の傾向を掴む
これは本質的な解決策ではないかもしれませんが、「せっかく現場の声を聞いて提案しても、上の都合で却下されてうんざり…」という方は、どのような改善提案が承認される傾向にあるかを分析するのも一つの手です。
たとえば過去の承認済み提案を振り返ってみると、
- コスト削減につながる内容が多く採用されている
- 所要時間や生産性に具体的な数値効果が見える提案が好まれている
- デジタル化に関する提案は却下されやすい
といった“傾向”が見えてくることがあります。
普段の業務を可視化する
そもそも改善提案とは、「今の業務の中にあるムダや不便を、どうしたらより良くできるか?」という問いに対する答えです。
つまり、改善の第一歩は自分やチームの業務を把握・振り返る習慣を持つことにあります。
業務の可視化には、日報の記録が最も効果的です。
- どの作業に時間がかかっているか
- どんなヒヤリハットがあったか
- どんな気づきがあったか
- 何に困っていたか
こうした日々の記録が蓄積されれば、「ここはもっと効率化できるのでは?」という改善の種が自然と浮かびやすくなります。
日報ツールで振り返りやすい仕組みにする
「日報」と聞くと、「わざわざ事務所に戻って紙を書かなければならない面倒なもの」という印象の方も多いでしょう。管理者側も、毎日何枚もの日報に目を通すのは大変ですよね。
しかし今は日報もデジタル化してきており、記入も閲覧もラクになっています。
「日報を書く・見る」ということのハードルが下がれば業務の振り返りもしやすくなり、改善提案のヒントも見つけやすくなるでしょう。
たとえば弊社が提供する「ビヨンド日報くん」は、以下のような日報をラクにする仕組みが詰まっています。
- フォーマットが統一されて見やすい
- 記入項目が一目瞭然
- プルダウンでラクラク記入できる
- 過去の日報を検索しやすい
- 上司からのコメントができる
- 工数データが自動集計される
現在日報を紙で提出している場合、日報をデジタル化するというだけでも改善提案になります。料金も業界屈指の低価格で、市販の日報紙を購入・管理するよりコストが安くなる場合も。

実際に日報くんを利用する企業様の声がこちら。
今では全員が日報を提出するようになりました。
ミーティングで報告していた内容も、日報の提出だけで簡単に共有できるようになり、動き出しが早くなりました。
簡単に入力できるため、記入も苦にならないとのことです。
30日間無料でお試しいただけるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。(営業連絡は一切行っておりません)
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まとめ
「ネタが思いつかない…」「考えても却下されるだけ…」と感じてしまう改善提案ですが、求められているのは大それたアイデアではなく、“日々の小さな気づき”です。
この記事では、業務ごとの具体例に加え、ネタ切れを防ぐための視点や工夫も紹介しました。
とくに有効なのが、業務の可視化。日報を通じて日々の気づきやモヤモヤを記録するだけでも、改善の種は見つかりやすくなります。
業務の振り返りやすさを仕組み化するには、日報ツールの活用がおすすめ。もちろん、日報ツールの導入自体が「進捗状況が共有しやすくなる」「ムダな作業の発見と削減」といった業務改善ネタにもなりますよ。
なかでも業界最安の「ビヨンド日報くん」は、記入・共有・分析までラクにできて、改善提案も自然と出しやすくなる日報管理ツールです。
プルダウン式で時間や項目を選択できるため、日報を作成するハードルも低くなり、「日報提出率が上がった」「日報作成のために残業しなくなった」という声もたくさん寄せられています。
また、作成した日報は各プロジェクト・顧客(クライアント)と紐づくため、従業員・プロジェクト・顧客ごとの工数が集計でき、業務の無駄や改善点が見つけやすくなります。
ビヨンド日報くんは、マンツーマンで自社に合った使い方を相談できるオンライン説明会を平日毎日開催中です。
「ITスキルに自信がない」「うちの業務は少し特殊だから…」という方でもお気軽にお問い合わせください。

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yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。






