販売管理システムの導入を検討しているものの、種類が多すぎて「どれを選べば良いか分からない」という方は多いのではないでしょうか。
見積書の作成から請求書の発行、在庫管理まで、販売に関わる業務をまとめて管理できる販売管理システムは、企業の規模や業種によって最適な選択肢が大きく異なってきます。
本記事では、機能の豊富さ、コストパフォーマンス、使いやすさなど、企業のニーズ別に厳選した12の販売管理システムをご紹介。
初めて導入を検討する企業から、既存システムの刷新を考えている企業まで、自社に最適なシステムを見つけるための参考にしてみてください。
機能が豊富な販売管理システムおすすめ
機能の豊富さを重視する企業には、以下の3つのシステムがおすすめであると言えます。
- GLOVIA iZ 販売
- SAP Business One
- OBIC7 販売情報システム
GLOVIA iZ 販売

GLOVIA iZ 販売は、富士通が提供する大型の販売管理システムです。製造業から流通業まで幅広い業種に対応しており、段階的に導入できる点が大きな特徴となっています。
システムの最大の強みは、製番管理(製造番号による管理)とMRP(資材所要量計画)の両方を一つのシステムで管理できること。
製造業において重要な生産計画から販売管理まで、すべてまとめて業務管理ができるようになるでしょう。
また、既存システムで開発したアドオン(追加機能)を次期バージョンへ引き継げるため、長期的な運用においてもコストを抑えながらシステムを活用できるようになるはずです。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | 製造と流通まで段階的に導入していける |
| おすすめケース | 中堅企業が基盤を刷新したいとき |
| 初期費用 | 要見積 |
| 月額費用 | 要見積 |
| 公式サイト | https://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/enterprise-applications/glovia/glovia-iz/ |
SAP Business One

SAP Business Oneは、世界的なソフトウェア企業SAPが提供する中小・中堅企業向けのERP(企業資源計画)システム。
多言語・多通貨に標準で対応しているため、海外展開を行う企業にとって最適な選択肢の一つとなっています。
このシステムの特筆すべき点は、会計処理から在庫管理まで企業活動をまるっと管理できること。部門間でのデータの重複入力を削減でき、リアルタイムでの情報共有もできるようになるでしょう。
国内には多くの導入支援パートナーが存在するため、導入時のサポートも充実しています。ただし、機能が豊富な分、導入にはある程度の予算と時間が必要になるため、しっかりとした導入計画を立てることが重要となってくるでしょう。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | 多言語・多通貨を標準で使える |
| おすすめケース | 海外拠点をまとめたい中堅企業 |
| 初期費用 | 要見積 |
| 月額費用 | 要見積 |
| 公式サイト | https://www.sap.com/japan/products/erp/business-one.html |
OBIC7 販売情報システム

OBIC7 販売情報システムは、システム開発大手のオービックが提供する統合型の販売管理システム。
基幹システムと販売・在庫管理をまとめて管理できるため、全社規模でのシステム刷新を検討している企業におすすめです。
このシステムの強みは、大手企業での導入実績が豊富なこと。長年にわたって蓄積されたノウハウを活かし、企業の複雑な業務要件にも柔軟に対応できるようになっています。
また、長期サポート体制が整っているため、導入後も安心してシステムを運用できるように。システムの安定性と継続性を重視する企業にとって、信頼できる選択肢となるでしょう。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | 基幹と販売・在庫をまとめて管理できる |
| おすすめケース | 全社のERPを刷新したいとき |
| 初期費用 | 要問合せ |
| 月額費用 | 要問合せ |
| 公式サイト | https://www.obic.co.jp/erp_solution/sales_info/ |
外部サービス連携に強い販売管理システムおすすめ
既存のツールとの連携を重視する企業には、以下の3つのシステムがおすすめです。
- kintone+販売9+
- Microsoft Dynamics 365 Business Central
- freee販売
kintone+販売9+

kintone+販売9+は、サイボウズのビジネスプラットフォーム「kintone」と販売管理専用プラグイン「販売9+」を組み合わせたシステム。
最大の特徴は、プログラミング知識不要で項目を自由に追加・変更できるノーコード機能にあります。
このシステムの強みは、Webhook機能により外部のクラウドサービスと双方向でデータ連携ができること。
例えば、ECサイトから受注データを自動で取得したり、会計システムに売上データを自動で送信したりといった連携が、専門知識なしでできるようになるでしょう。
また、帳票機能では電子インボイス制度に対応した請求書を自動で生成することも可能です。販売9+はあくまでkintoneのプラグインという位置づけのため、kintone本来の柔軟性も活かしながら販売管理業務を効率化できます。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | ノーコードで項目を自由に拡張していける |
| おすすめケース | API連携を内製化したいSMB |
| 初期費用 | 18万円(販売9+) |
| 月額費用 | 1,000円〜/ユーザー(kintone)、18,000円(販売9+) |
| 公式サイト | https://kintone.cybozu.co.jp/price/ https://kintone-sol.cybozu.co.jp/integrate/itfit010.html |
Microsoft Dynamics 365 Business Central

Microsoft Dynamics 365 Business Centralは、マイクロソフトが提供するクラウド型ERP(企業資源計画)システムです。
Microsoft 365とシームレスに連携できる点が最大の特徴で、普段からExcelやTeamsを業務で使っている企業にとって理想的であると言えます。
このシステムの注目すべき機能は、Power Automate(業務自動化ツール)と連携することで受注処理を自動化できること。
さらに、AI機能であるCopilotを活用して売上予測を自動で作成する機能も搭載されており、データに基づいた経営判断ができるようになるでしょう。
初期費用が不要で、ユーザー単位の月額課金制を採用しているため、スモールスタートから始めて段階的に利用を拡大できるのも魅力的。
Microsoft製品に慣れ親しんだ組織であれば、導入・運用の負担を大幅に軽減できるはずです。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | Microsoft 365とシームレスに連携できる |
| おすすめケース | Excel+Teams主体の業務を置き換えたい |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 10,494円/ユーザー〜 |
| 公式サイト | https://www.365bc.jp/service/lisence/ |
freee販売

freee販売は、クラウド会計ソフトで知られるfreee株式会社が提供する販売管理システム。
freee会計と自動で仕訳連携ができる点が最大の特徴で、バックオフィス業務をクラウドでまとめて管理したい小規模企業におすすめです。
大きな強みは、ECサイトや決済サービスとAPI(アプリケーション間の連携機能)で接続できること。
オンラインでの売上データを自動で取得し、会計処理までまとめて自動化できるため、手作業による入力ミスやデータの重複管理を防げるようになるでしょう。
また、スタータープランから始めて、事業成長に合わせてERP機能まで段階的に拡張していけるのも特徴。
初期投資を抑えながら、将来的な業務拡大にも対応できる設計になっています。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | freee会計と自動で仕訳連携ができる |
| おすすめケース | バックオフィスをクラウドでまとめたい小規模企業 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 5,000円前後(3名利用の場合) |
| 公式サイト | https://www.freee.co.jp/sales-management/pricing/ |
格安で導入しやすい販売管理システムおすすめ
コストを重視して導入したい企業には、以下の3つのシステムがおすすめとなります。
- 弥生販売 25
- スマレジ POS+販売管理
- ZAICO
弥生販売 25

弥生販売 25は、弥生株式会社が提供する買い切り型の販売管理システムです。
買い切りで低コストでありながらしっかりした帳票を出力できる点が最大の特徴となっています。
このシステムの大きなメリットは、一度購入すれば追加の月額費用がかからないこと。スタンダード版は約50,000円程度で購入でき、長期間利用するほどコストパフォーマンスが良くなっていきます。
また、ネットワーク版を選択すれば複数拠点での共有もできるようになるでしょう。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、法制度の変更にも安心して対応できる点も魅力。
オフライン中心で作業する小規模な卸売業や製造業に特におすすめのシステムです。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | 買切で低コストでもしっかりした帳票を出力できる |
| おすすめケース | オフライン中心の小規模卸・製造 |
| 初期費用 | 50,000円~(買切) |
| 月額費用 | 0円(買切) |
| 公式サイト | https://www.yayoi-kk.co.jp/hambai/ |
スマレジ POS+販売管理

スマレジは、株式会社スマレジが提供するクラウド型POSレジシステム。
月額0円から在庫管理とPOS機能を始められる点が最大の特徴で、店舗起点でEC展開する小売事業者におすすめとなっています。
システムの強みは、APIで会計システムや勤怠管理システム、EC一元管理システムなどと連携ができること。
ハンディ発注や自動釣銭機との接続にも対応しており、店舗運営に必要な機能をまるっとカバーできるようになるでしょう。
無料のスタンダードプランでも基本的なPOSレジ機能が利用でき、プレミアムプラン(月額5,500円)では複数店舗管理や外部システム連携など、より高度な機能が利用できるようになります。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | 月0円から在庫+POSを始められる |
| おすすめケース | 店舗起点でEC展開する小売事業者 |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 0円~15,400円 |
| 公式サイト | https://smaregi.jp/ |
ZAICO

ZAICOは、株式会社ZAICOが提供するクラウド型在庫管理システム。
スマホとIoTで在庫をリアルタイムで把握できる点が最大の特徴で、多品種少量の通販や倉庫を管理したい企業におすすめです。
このシステムの注目すべき機能は、IoT重量計「ZAICON」による重量センサーで残数を自動で更新できること。
商品を置く・取るだけで在庫数が自動的に更新されるため、手作業による入力ミスを大幅に削減できるようになります。
AI需要予測機能も搭載されており、在庫の過不足による損失を抑えやすい設計となっているのも嬉しいポイント。
ミニマムプランは月額3,980円から利用でき、31日間の無料トライアルも提供されているため、まずは試してから導入を決めることができます。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | スマホとIoTで在庫をリアルタイムで把握できる |
| おすすめケース | 多品種少量の通販や倉庫を管理したいとき |
| 初期費用 | 0円~ |
| 月額費用 | 3,980円~ |
| 公式サイト | https://www.zaico.co.jp/plans/ |
使いやすい・柔軟性が高い販売管理システム
操作性の良さと柔軟なカスタマイズ性を重視する企業には、以下の3つのシステムがおすすめであると言えます。
- 楽楽販売
- マネーフォワード クラウド
- SMILE V Air 販売
楽楽販売

楽楽販売は、株式会社ラクスが提供するクラウド型販売管理システム。
ドラッグ操作だけでシステム構築ができるノーコード対応が最大の特徴で、IT専門知識がなくても自部署で画面を改修していきたい企業におすすめです。
このシステムの強みは、5,000社以上の導入実績による豊富なノウハウと安心感。
Excelからのデータ取り込みもでき、既存の管理表からマウス操作のみでデータベースを構築できるため、スムーズな移行ができるようになるでしょう。
また、IT導入補助金2025の対象ツールになっているため、導入コストを大幅に抑えることも可能。
複雑な金額計算の自動化や、複数請求への分割処理など、販売管理業務に特有の課題にも柔軟に対応できる設計になっています。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | ドラッグ操作で帳票を作成していける |
| おすすめケース | 自部署で画面を改修していきたい企業 |
| 初期費用 | 15万円 |
| 月額費用 | 7万円〜 |
| 公式サイト | https://www.rakurakuhanbai.jp/ |
マネーフォワード クラウド

マネーフォワード クラウドは、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型統合ビジネスプラットフォーム。
請求・会計・経費をまとめて管理できる点が最大の特徴で、少人数でバックオフィスを効率化したい企業に理想的です。
システムの注目すべき機能は、APIでSalesforceやkintoneなど多数の外部サービスと連携ができること。
銀行口座やクレジットカードとの自動連携により、取引データを自動で取得・仕訳でき、手作業による入力ミスを大幅に削減できるようになるはずです。
インボイス対応仕訳を自動で起票する機能も搭載されており、法令対応も安心。
初期費用0円、月額2,480円から利用でき、バックオフィスに必要な12サービスが基本料金に含まれるため、コストパフォーマンスにも優れています。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | 請求・会計・経費をまとめて管理できる |
| おすすめケース | 少人数でバックオフィスを効率化したい |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額費用 | 2,480円〜(企業向けプラン) |
| 公式サイト | https://biz.moneyforward.com |
SMILE V Air 販売

SMILE V Air 販売は、株式会社大塚商会が提供するクラウド型基幹業務システム。リモートのサポート付きで安心して導入できる点が最大の特徴で、伴走支援を重視する中堅企業におすすめとなっています。
このシステムの大きな強みは、ワークフローとBIを標準で使えること。
40年以上の実績を持ち、種々の業態特有の業務にあわせて管理項目や帳票、オプション機能を追加していける柔軟性が特徴となっています。
30日間のトライアル版を無料で利用でき、機能別・用途別にマニュアル動画も公開されているため、導入前に十分な検証ができるのも魅力です。
| 項目 | 内容 |
| 最大の特徴 | リモートのサポート付きで安心して導入できる |
| おすすめケース | 伴走支援を重視する中堅企業 |
| 初期費用 | 15.8万円〜 ※リモート指導 230,000円〜 |
| 月額費用 | データベース費 20,620円〜/月 販売ベーシックモジュール 19,360円〜/月 |
| 公式サイト | https://www.otsuka-shokai.co.jp/erpnavi/lp/smile-v-air/ |
販売管理システムの選び方
販売管理システムを選ぶ際は、単純に機能や価格だけで判断するのではなく、自社の現状と将来性を踏まえた検討が必要になってきます。
ここでは、失敗しないシステム選びのための4つのポイントをご紹介します。
自社業務フローを棚卸しする
システム選定の第一歩は、現在の業務フローを詳細に把握すること。見積作成から請求書発行まで、どのような手順で業務が進んでいるかを明確にしていきます。
具体的には、各部署がどのような資料を作成し、どこでデータの受け渡しが発生しているかを洗い出していきましょう。
例えば、営業部が手書きの見積書を作成し、それを経理部が再入力している場合、自動で連携できるシステムを選ぶことで大幅な効率化ができるようになるでしょう。
また、業界特有の商習慣がある場合は特に注意が必要になります。食品業界の賞味期限管理など、一般的なパッケージでは対応できない要件があるかもしれません。
このような場合は、業種特化型のシステムを検討することも重要です。
必須機能に優先度を付ける
すべての機能を備えたシステムを求めると、予算オーバーや複雑すぎて使いこなせないという問題が生じることも。そのため、機能に優先度を付けて、本当に必要なものから順番に検討することが重要となってきます。
まずは「必須機能」「あると便利な機能」「将来的に欲しい機能」の3つに分類してみるのがおすすめ。
必須機能については妥協せず、あると便利な機能については予算と相談しながら判断します。将来的に欲しい機能については、後から追加できるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
例えば、在庫を持たないサービス業であれば在庫管理機能は不要ですが、将来的に商品販売を検討している場合は拡張性を重視した選択が賢明となるはずです。
導入後サポートを比較する
システムは導入して終わりではありません。運用開始後の疑問解決や法改正対応、機能追加など、継続的なサポートが必要になってきます。そのため、サポート体制の充実度は重要な選定基準の一つとなります。
チェックすべきポイントは、サポート窓口の対応時間、連絡手段、レスポンスにかかる時間、そして導入支援の有無。
特に、システムに詳しい担当者がいない中小企業では、緊急で障害は発生したときでも手厚いサポートを受けられるかが成功の鍵となってくるでしょう。
ニーズに応じて独自システムの開発も検討する
既存のパッケージシステムでは要件を満たせない場合は、独自システムの開発という選択肢も検討しましょう。
特に、競合他社との差別化につながる要素を生み出している業務がある場合や、特殊な業界慣習がある場合は検討する価値が高いと言えます。
なお、この記事を公開しているBPS株式会社では、システムの受託開発を行っています。
開業時の2007年から、「家庭教師のトライ」で知られるトライグループ様やサイバーエージェント様などの大手企業から、慶應義塾大学様や東京大学様などの教育機関まで幅広くご支援させていただきました。
70以上の自治体で導入されている「ビヨンド入退くん」や多くの教育期間や教材会社に利用されている「超教科書」などの自社プロダクトも多く展開しております。
また、開発会社としては珍しくデザインのプロフェッショナルが社内に在籍していることから、整然として使いやすいシステムを開発させていただくことも可能です。
「既存の販売管理ツールでは、細かなニーズを満たしきれない」という場合にはぜひご相談ください。

販売管理システムの料金相場
販売管理システムの導入を検討する際、最も気になるのが料金です。ここでは、システムの料金体系と相場について詳しく解説していきます。
月額2万円前後が目安
中小企業向けの販売管理システムの場合、月額2万円前後が一般的な相場となっています。
この価格帯では、見積作成から請求書発行、基本的な在庫管理まで、販売管理に必要な主要機能が利用できるようになるでしょう。
具体例として、今回紹介したシステムの料金を見ると以下のような分布になります。
| 価格帯 | システム名 | 月額料金 |
| 格安(月額5,000円以下) | マネーフォワード クラウド | 2,480円~ |
| freee販売 | 5,000円前後 | |
| スマレジ | 0円~5,500円 | |
| 標準(月額1~3万円) | ZAICO | 3,980円~ |
| SMILE V Air 販売 | 19,360円~ | |
| 高機能(月額5万円以上) | 楽楽販売 | 70,000円~ |
ただし、これらの価格は基本プランのものであり、実際の利用料金はユーザー数や必要な機能によって大きく変わってくることに注意が必要です。
ユーザー数で月額料金は変動する
多くの販売管理システムでは、利用するユーザー数に応じて月額料金が変動します。これは「ユーザーライセンス制」と呼ばれる料金体系で、システムを利用する人数分の料金を支払う仕組みとなっています。
例えば、SMILE V Air 販売では「モジュール別1ユーザーライセンス 1,810円/月」という料金設定となっています。つまり、10名で利用する場合は月額18,100円、20名なら月額36,200円といった具合に料金が増加していきます。
一方で、弥生販売のような買い切り型システムでは、ネットワーク版を購入すれば複数名での利用ができる場合も。
長期間利用する予定であれば、買い切り型の方がコストパフォーマンスに優れることもあるため、利用期間も含めて検討することが重要となってくるでしょう。
追加機能は別途課金となる
基本プランに含まれていない機能を利用する場合は、追加料金が発生するのが一般的です。
例えば、スマレジでは基本のスタンダードプランは無料ですが、プレミアムプラン(月額5,500円)では複数店舗管理や外部システム連携機能が追加されます。
さらに上位のプレミアムプラスプラン(月額8,800円)では顧客管理やポイント管理機能が利用できるようになります。
そのため、初期検討時は基本プランの料金だけでなく、将来的に必要になりそうな機能の料金も含めて総コストを算出しておくことをおすすめします。
販売管理システムの導入前にしておきたい準備
販売管理システムの導入を成功させるためには、事前の準備が欠かせません。ここでは、スムーズな導入のために必要な準備作業について解説していきます。
現状業務を可視化する
システム導入前に最も重要なのは、現在の業務プロセスを詳細に把握すること。どのような手順で作業が進んでいるか、どこで時間がかかっているか、どんな課題があるかを明確にしていきましょう。
まずは、受注から入金までの一連の流れをフローチャートにまとめてみることから始めるのがおすすめです。
また、現在使用している管理方法(Excel、紙の帳簿など)のデータ形式も整理しておくと良いでしょう。多くのシステムではCSVファイルでのデータ移行ができますが、形式によっては事前の整理が必要な場合があります。
例えば、顧客情報がExcelで管理されている場合、重複データの削除や項目名の統一など、作業を導入前に行っておくと、スムーズな移行ができるようになるでしょう。
関係部署と要件を確認しておく
販売管理システムは営業、経理、倉庫など複数の部署にまたがって利用されるため、各部署の要件を事前に確認しておくことが重要に。
部署ごとに異なるニーズがあるため、導入後に「こんなはずではなかった」という事態を避けるためにも、入念な事前調整が必要となってきます。
具体的には、以下の点について各部署にヒアリングを行っていきましょう。
| 部門 | 確認しておきたい事項 |
| 営業部門 | ・見積書のフォーマットや項目は何か・顧客管理で必要な情報は何か・外出先でも利用したいか・既存の営業支援ツールとの連携はどうしちか |
| 経理部門 | ・請求書の発行タイミングや形式はどうか・月次・年次の締め処理の方法は何か |
| 倉庫・物流部門 | ・在庫管理の精度はどこまでを求めるか・入出庫作業の手順はどうか・棚卸の頻度と方法はどうか |
これらの要件を整理した上で、システム選定を進めることで、導入後の混乱を最小限に抑えることができるようになるはずです。
また、要件が複雑な場合は、段階的な導入を検討することも一つの方法です。販売管理システムは大規模なシステムとなるため、慎重に導入していきましょう。
もっと手軽な業務改善なら「ビヨンド日報くん」
販売管理システムの導入はハードルが高いと感じる企業も多いのではないでしょうか。
そんな企業におすすめしたいのが、もっと手軽に始められる業務改善ツール「ビヨンド日報くん」です。
ビヨンド日報くんは、月額44円/人~という業界最安水準の価格で利用できる日報・工数管理システム。初期費用0円、追加料金なしで利用することが可能です。
毎日の日報提出がそのまま工数管理につながるため、プロジェクトごとの収支把握や業務負荷の分析も簡単に行えるようになり、手軽ながら大きな業務改善に繋がるでしょう。
「業務改善をしたくて販売管理システムを検討したが、いきなり大規模なシステム導入は不安」という企業でも、ビヨンド日報くんなら気軽に第一歩を踏み出せるはずです。
業務効率に課題意識を持つ企業様は、まずは無料トライアルで試してみてください。

yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。
yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。




