Webデザイン外注の完全ガイド!料金相場や流れなど網羅的に解説

お役立ち情報

日報くんを開発、提供する会社BPSのデザイナー山内です。

Webデザインを初めて外注する際、「どこに頼めばいい?」「予算はどのくらい?」など、不安なことがたくさんありますよね。今回はWebデザインの外注について、料金相場や主な外注先、外注の流れなどを網羅的に解説します。これさえ読めば、すぐに外注に必要な準備が整うように分かりやすく解説しています。『今すぐ外注したい』という方は、ぜひご覧ください。

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デザイン外注の料金相場は?

デザインを外注するとき、まず気になるのは「どのくらいの費用がかかるのか」という点ではないでしょうか。
とはいえ、どこまでお願いするのか、どんなデザインが必要なのかによって、金額はかなり変わってきます。

さらに、外注先によっても料金には幅があるため、あらかじめ相場感を知っておくと、予算を立てやすくなりますし、社内での稟議も通しやすくなります。

この記事では、開発会社やWeb制作会社などにデザインを依頼した場合にかかるおおよその費用感をご紹介します。
LP(ランディングページ)やコーポレートサイト、UIデザイン、バナーなど、代表的な制作物ごとにまとめているので、予算を考えるときの参考にしてみてください。

Webサイト

Webサイトはページ数や規模などで料金が変わります。

サーバーやドメインなどのランニングコスト、有料素材の購入や写真の撮影費など、サイトをただ単純に作成する以外にも別途実費がかかるケースがほとんどです。

下記費用はサイトの構築~サイトリリースまでの作業を想定しています。

項目料金相場
LP(ランディングページ)150,000円~800,000円
コーポレートサイト※小規模サイト:500,000円~中規模サイト:1,000,000円~大規模サイト:3,000,000円~
自社ブログ(WordPress等のCMSで構築する場合)100,000円~

小規模サイト:総ページ数10ページ以下、お問い合わせフォーム1つのシンプルなサイトを想定
 中規模サイト:総ページ数20~30ページ程度、お問合せフォーム以外に資料ダウンロードフォームや、ニュース・ブログの機能があるサイトを想定
 大規模サイト:総ページ数が50ページ以上、複数のフォームやお客様の要望に応じた機能をカスタマイズしたサイトを想定(※ページ数が50ページ以下でも機能が多い場合は大規模サイト相当の金額になるケースがあります)

システム画面のUI/UXデザイン

各種システムやアプリの画面デザイン(≒UI/UX)を依頼する場合の料金相場は以下の通りです。

予算を削減したい場合、たとえばコーディングは自社で行うことでデザインのみの料金で済みます。

項目料金相場
ワイヤーフレーム作成20,000円~/1ページ
システム画面のUIデザイン作成50,000円~/1ページ

※別途システムやアプリの開発費用がかかります。

ビヨンド日報くんを開発・提供しているBPSでは、システムの画面デザインも対応可能です。開発会社のデザイナーなので、システム開発に寄り添ったデザインを提供できます。

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バナー・アイキャッチ

Webサイトに掲載するバナー(リンク付の画像)やブログ・動画のアイキャッチ(サムネイル)を単体で依頼することもできます。

有償素材を購入したり、撮影を行う場合は別途費用が掛かる場合があります。

項目料金相場
バナー5,000円~/1枚
アイキャッチ3,000円~/1枚

デザインの外注先とメリット・デメリット

Webデザインを外注する際には、主にデザイン制作会社、フリーランス、開発会社といった選択肢があります。それぞれに得意分野や進め方に特徴があり、メリット・デメリットも異なります。それぞれにどのようなメリット・デメリットがあるのかを整理しておきましょう。

デザイン制作会社

デザイン制作会社は、Webデザインを専門に扱っているため、経験豊富なデザイナーが多数在籍しています。中〜大規模の案件や、複数人で進行する必要があるプロジェクトに向いています。

デザイン制作会社に依頼するメリット

・高品質なWebサイトを作ることができる
制作会社には、一定のスキルや実績を持ったデザイナーが在籍していることが多く、安定したクオリティのWebサイトが期待できます。また、集客やSEO対策などに強みを持っている制作会社では、検索順位やアクセス数を意識したWebサイト制作が期待できる点も魅力です。

・チーム体制で対応してもらえる
ディレクター、コーダー、ライターなどとチームで連携していることが多く、ワンストップで依頼できます。

・スケジュール通りに制作できる
スケジュールや見積、請求などのビジネスプロセスがしっかりしており、大きな仕様変更などがない限りはスケジュール通りに進めてくれます。

デザイン制作会社に依頼するデメリット

・コストが高くなりやすい
制作内容や納期、デザイナーのスキルによって費用は変わりますが、制作会社では複数のスタッフが関わるため、人件費や管理費がかかり、比較的費用が高くなりやすい傾向にあります。

・融通がききにくいことも
複数案件を同時に抱えているため、柔軟な即時変更が難しいことがあります。

・コミュニケーションに時間と手間がかかることも
希望するWebサイトのイメージや意図を正確に伝えるためには、継続的なコミュニケーションが必要です。特に細かい修正や調整が入るたびにやり取りが必要となるため、社内制作に比べてコミュニケーションに手間がかかることがあります。

フリーランス(クラウドソーシングサイト/マッチングサイト)

フリーランスのデザイナーに依頼する場合、クラウドソーシングなどのプラットフォームを通じて探すのが一般的です。最近では、SNS(特にXやInstagramなど)で実績を公開しているデザイナーに直接依頼するケースも増えています。

フリーランスに依頼するメリット

・比較的低コスト
企業を介さないため、同じスキルでも制作会社より費用を抑えられることがあります。

・柔軟な対応が可能
スケジュール調整や修正対応などが柔軟な場合も多く、個別のニーズに応じたやりとりがしやすいです。

・相性が合えば長期的な関係が築ける
気に入ったデザイナーと継続して依頼できれば、コミュニケーションコストを減らすことも可能です。

フリーランスに依頼するデメリット

・クオリティにばらつきがある
「Webデザイナー」になるための資格などはなく、初心者でも自由に「Webデザイナー」を名乗ることができてしまいます。経験や実績は人それぞれなので、ポートフォリオやレビューをしっかり確認しないとガッカリする結果になりかねません。

・スケジュールが不安定な場合がある
基本的に一人で対応しているため、病気やトラブルで進行が止まるリスクがあります。最悪な場合、連絡が取れなくなったり、アカウントが消えている…ということも珍しくありません。

・契約や著作権管理があいまいなことも
法人と比べて契約書や納品ルールが明確でないケースもあり、トラブルを防ぐには事前確認が重要です。デザイン知識はあっても法律知識がないという人も少なくないため、安心して進めるためにはかえって下調べに時間がかかってしまいます。

開発会社

システム開発を主業務とする会社の中には、UI/UXデザインに強いデザインチームを持っている場合もあります。特に業務システムやWebアプリなど、機能性と操作性が重視される画面デザインでは、開発会社に依頼を検討してみても良いでしょう。

開発会社に依頼するメリット

・実装面まで考慮したUI/UXデザイン
エンジニアと連携しているため、実装しやすく、ユーザビリティに優れた設計を提案してくれることが多いです。

・デザインと開発の連携がスムーズ
同じ社内で進行するため、実装とのギャップが少なく、無理のない設計ができます。

・システム全体を含めた提案が可能
単なる見た目だけでなく、業務効率化や管理画面の改善なども含めた提案が期待できます。

開発会社に依頼するデメリット

・ビジュアルデザインはやや控えめな傾向
機能性を重視するあまり、クリエイティブな表現やブランド訴求が弱くなる場合があります。

・デザイン単体の依頼がしにくいことも
開発案件とセットでしか受けていない会社もあり、デザインだけ発注したい場合はハードルが高いこともあります。

・コストが割高になりやすい
開発会社特有の工数管理や品質保証があるため、単価が高くなることもあります。

デザイン外注の流れ

1. Webサイトの目的とデザイン方針を整理する

まずは社内で「Webサイトを通じて何を達成したいのか(例:集客、ブランディング、採用強化など)」を明確にします。大きな方向性だけでも整理しておくと、外注先とのやり取りがスムーズになります。

2. 依頼内容を具体化する

必要なページ数や大まかな予算感などを整理し、打ち合わせで説明できるようにしておきます。提案依頼書(RFP)のように形式的でなくても、「やりたいことリスト」をまとめておくだけでも十分です。詳しい準備ポイントは後述でチェックできます。

3. サイト運営に必要な準備について確認する

リニューアルの場合は既存ドメインやサーバーの契約状況を整理しておきましょう。新規サイトでは、外注先にドメイン・サーバーの準備を任せられるか確認すると安心です。

4. 外注先候補を探す

制作会社、フリーランス、開発会社など複数の候補を比較検討します。実績や得意分野、費用感、対応スピードを見比べて、自社の目的に合ったパートナーを絞り込みます。

5. 打ち合わせ・見積もり依頼を行う

候補を絞ったら、依頼内容をもとに打ち合わせを行い、見積もりを取りましょう。この段階で要望や条件をしっかり擦り合わせておくと、後の修正やトラブルを防ぎやすくなります。

6. 契約・制作開始

契約後は要件定義を行い、依頼内容をさらに具体化します。機能要件やページ構成を整理し、ワイヤーフレーム(画面構成案)やデザインカンプを作成。その後承認を経て、コーディング(実装)へと進みます。
制作会社や開発会社ではディレクターが全体進行を管理するケースが多く、フリーランスの場合はデザイナーやエンジニアと直接やり取りするのが一般的です。

7. テスト・修正対応

制作が完了したら、公開前に表示や動作の確認を行います。テスト環境を用意してチェックする場合もあれば、本番環境で直接確認する場合もあります。不具合やデザインのズレがあれば修正を依頼し、納品後すぐ公開できるよう準備を進めておきましょう。

8. 納品・公開・運用開始

修正が完了したら納品・公開となります。公開後はアクセス解析や効果測定を行い、改善を重ねていくことで、より効果的なWebサイト運営につながります。

デザインを外注する前に準備すること

外注に依頼する前に、社内である程度整理しておくと、打ち合わせや提案のやり取りがスムーズになります。細かい部分まで決まっていなくても、下記のポイントを押さえておくと打ち合わせがスムーズに進みます。

1. 予算の目安を考えておく

ページ数やデザインの複雑さ、希望納期によって制作費は変動します。あらかじめ「だいたいこれくらいの費用で進めたい」という目安を社内で確認しておくと、外注先への説明が簡単になり、提案内容も判断しやすくなります。

2. 希望する公開時期やスケジュール

「〇月中には公開したい」「イベント前に間に合わせたい」など、理想のスケジュールがあれば、あらかじめ共有できるようにしておきましょう。

納期の目安があると、制作側も進行計画を立てやすくなります。

3. デザインイメージの参考を整理

「こういう雰囲気が好き」「こういうデザインは避けたい」といった参考サイトや資料をまとめておくと、完成イメージのすり合わせがスムーズです。業界が同じでなくても、雰囲気や構成の近い例でも問題ありません。

4. 誰に向けたデザインかを明確に

誰に見てもらいたいサイトなのかを意識しましょう。既存顧客、新規顧客、求職者などターゲットによって、デザインのトーンや情報の伝え方が変わります。

5. Webサイトの目的・ゴールをはっきりさせる

「お問い合わせを増やしたい」「採用応募につなげたい」「会社の信頼感を伝えたい」など、Webサイトを通じて達成したい目標を整理しておくと、構成やデザインの方向性がブレにくくなります。

6. サイト更新は社内で対応する?

公開後に「お知らせの追加」や「事例更新」が発生する場合、社内で対応するのか外注に依頼するのかをあらかじめ決めておきましょう。
たとえばWordPressなどCMSを使えば、社内での更新もしやすくなります。

7. 決定権のある担当者を明確に

デザインの最終確認を誰が行うかによって、やり取りのスピードや進め方が変わってきます。

社長の承認が必要なのか、担当者判断で進められるのかなどを事前に明確にしておくと、途中で手戻りが少なくなります。

8. ドメイン・サーバーの状況を把握

既存サイトがある場合は、「どこで契約しているか」「更新日はいつか」「誰が管理しているか」などを確認しておきましょう。

制作時に必要な情報となるため、あらかじめ整理しておくと安心です。

必ずすべてを事前に決める必要はありませんが、整理しておくことで、外注先からの質問にも迷わず答えられ、全体の進行がスムーズになります。

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監修
yama13

yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。