【事例つき】コーポレートサイト制作の裏側|よくある課題とその解決法とは?

お役立ち情報

日報くんを開発、提供する会社BPSのデザイナー山内です。

今回は、実際に私たちBPSで担当した事例をもとに、コーポレートサイトが「どのように作られるのか?どのような視点でリニューアルしているのか?」という制作の裏側をご紹介します!
コーポレートサイトの制作を検討している方にとって、失敗しないためのヒントが詰まっている内容になれば嬉しいです。

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コーポレートサイトとは

コーポレートサイトとは、会社の公式なWEBサイトであり、いわば「会社の顔」となるものです。会社概要や事業内容、採用情報などを発信することで、企業の信頼性やブランドイメージを伝える役割を担っています。

ホームページとの違い

「ホームページ」と呼ばれることもありますが、企業やお店の情報をしっかりと紹介して、信頼感やブランドのイメージを伝えるようなものは、「コーポレートサイト」と呼ばれることが多いです。個人や小さなお店などのホームページと比べて、ページの数が多く、会社の紹介・サービス内容・採用情報など、たくさんの情報がまとまっているのが特徴です。

コーポレートサイトの役割

近年では、単なる情報発信だけでなく、採用活動をサポートしたり、お問い合わせにつなげたりと、企業の大切な窓口として活用されることが増えてきました。古いデザインや情報不足のままだと、せっかくの会社の魅力が伝わりにくく、もったいない印象になってしまうことも。
お客様や取引先、求職者など、多くの方がまず最初に目にする場所だからこそ、「どんな人に、どんなことを伝えたいのか」をしっかり考えておくことが大切です。

コーポレートサイト制作の流れ

はじめての方でもイメージしやすいように、実際の進め方や考え方のポイントもあわせて解説していきます。

  • ステップ1:目的とターゲットの整理
  • ステップ2:掲載する内容を整理(サイトマップの作成)
  • ステップ3:サーバーとドメインの準備をする
  • ステップ4:ワイヤーフレーム(ページの設計図)を作る
  • ステップ5:デザイン作成
  • ステップ6:コーディング(ホームページを実際に作る作業)
  • ステップ7:テスト・修正
  • ステップ8:サーバーへアップロードして公開

ステップ1: 目的とターゲットの整理

まずはコーポレートサイトを作る目的や、どんな人に見てもらいたいかを考えてみましょう。

 例えば

  • 採用活動を強化したい → 学生や求職者に伝わるような雰囲気やコンテンツが必要
  • 新規のお客様を増やしたい → 商品・サービスがすぐにわかる構成に
  • 会社の信頼感を高めたい → 実績紹介や社内の雰囲気を伝えるページも検討

目的やターゲットによって、必要な情報やデザインの方向性も大きく変わってきます。

ステップ2:掲載する内容を整理(サイトマップの作成)

目的がはっきりしたら、次はどんな情報を掲載するかを整理していきます。

この段階で、ざっくりとした「ページの構成(サイトマップ)」を作ると、全体像がつかみやすくなります。

 例えば

  • トップページ
  • 会社概要
  • サービス紹介
  • 採用情報
  • お問い合わせページ

ページが多くなりすぎると、見る人が迷ってしまうこともあるので、シンプルで分かりやすい構成を心がけます。

ステップ3:サーバーとドメインの準備をする

ホームページをインターネット上に公開するためには、「サーバー」と「ドメイン」が必要です。

サーバーは、ホームページの文章や画像などのデータを置いておく場所です。サーバーに置いたデータをインターネット上で公開するで、誰でもホームページを見ることができるようになります。

ドメインはインターネット上のホームページの「住所」にあたるもので、世界でひとつだけの名前です。

たとえば、BPSのホームページを例にあげましょう。
URLは「https://www.bpsinc.jp/」です。この中の「bpsinc.jp」という部分がドメインと呼ばれます。企業名やブランド名を取り入れたわかりやすいドメインを選ぶのがおすすめです。特に「.com」や「.jp」などのメジャーなドメインは信頼感があり、コーポレートサイトに適しています。

ステップ4:ワイヤーフレーム(ページの設計図)を作る

ワイヤーフレームとは、どこに何を配置するかを示したページの設計図のようなもの。ここではまだデザインではなく、レイアウトのイメージを決めていきます。

 例えば

  • トップページの最初には「会社の特徴」を大きく見せたい
  • 下部に採用情報へのリンクを設置したい
  • 各ページの下にお問い合わせボタンを置く

「どう見せるか」ではなく「なにを、どんな順番で、どこに配置するか」を考える段階です。

この設計図があることで、後のデザイン制作やコーディングがスムーズになります。

ステップ5:デザイン作成

設計図ができたら、いよいよ見た目のデザインを作っていきます。言葉ではうまく表現しづらいイメージも、色味・写真のトーン・余白の使い方などを丁寧に調整することで、企業らしさや空気感を伝えるデザインになるのです。

 例えば

  • 真面目な印象を伝えたい → 落ち着いた色合い+シンプルなレイアウト
  • 若い人向けの採用サイト → 明るくポップな色使い+親しみやすい写真

ステップ6:コーディング(ホームページを実際に作る作業)

デザインが決まったら、それを実際にインターネット上で見られる形にする「コーディング」という作業に進みます。HTMLやCSSといったプログラミング言語を使って組み立てる作業です。

ステップ7:テスト・修正

ホームページを本番で公開する前に、テストサイトで誤字脱字やリンク切れ(「ページが見つかりません」という状態)がないかしっかり確認しましょう。

表示の崩れや動作の不具合があれば、このタイミングで修正します。

ステップ8:サーバーへアップロードして公開

すべてのチェックが完了したら、いよいよホームページをインターネット上に公開します。これまでは限られた人だけが見られる状態だったホームページを、誰でもアクセスできるようにします。

ただし、「公開したら終わり」ではありません。制作会社としては、公開後もホームページを安全かつ快適に使ってもらうために、運用・保守まで見据えた対応を行うことがほとんどです。

たとえば、以下のような作業が継続的に必要になります:

  • 採用情報やブログの更新
  • 情報変更への対応(スタッフ交代・営業時間の変更など)
  • システムやプラグインのアップデート
  • 万が一のトラブル時に備えたバックアップ対応

CMS(WordPressなど)を使っている場合、社内で更新できる仕組みも用意しますが、「公開後の改善や保守管理を制作会社が引き続きサポートする」という流れも多くあります。

コーポレートサイト制作のポイント

コーポレートサイトは「どんな企業かを伝える大事な場」であり、その設計やデザインには明確な意図があります。
制作の裏側を知ることで、「どうしてこのデザインなのか」「何を優先すべきなのか」が見えてくるはずです。
これからコーポレートサイトを検討する際は、ぜひこうしたポイントも参考にしてみてくださいね。

コーポレートサイト制作の裏側を公開!

「どんなふうに作られているの?」「なぜこのデザインになったの?」
そんな疑問にお応えするべく、実際にBPSが手がけた企業サイトの中から、代表的な事例をご紹介します。

Case1:株式会社NX総合研究所様

https://www.nx-soken.co.jp/

物流コンサルティング、デジタルソリューションの提供、物流人材の育成などを行う、民間シンクタンク企業

長年使われてきたWebサイトは、デザインや掲載情報の古さが目立つようになり、リニューアルのご相談をいただきました。物流コンサルティング会社としての知名度アップやブランド力を向上するため、全体の情報設計・デザインを見直しました。

▶ BPSがデザインしたNX総研のコーポレートサイトページはこちら

ブログ統合と導線改善によるサイト回遊性の強化

サイトを訪れる「物流に関する課題を抱える企業」に向けた情報提供とお問い合わせの増加をゴールに、サイトの回遊性やコンテンツの発見性を高める構成をご提案しました。

別ドメインで運用していた更新頻度の高いブログ(旧「NX総研ろじたんHbf」)をコーポレートサイトに統合し、情報発信の軸を集約。また、コンサルタントのプロフィールとブログ著者情報を紐づけできるようになり、誰がどの専門分野に強いのかがひと目で伝わるようにしました。

さらに、コンサルタントの得意領域や提供サービス、関連ブログ記事や事例を相互に表示する構成に変更。 訪問者が興味のある情報をスムーズに見つけられるよう工夫しています。

これにより、「どんなコンサルタントが、どんな課題を、どう支援できるのか」がわかりやすくなり、お問い合わせにつながりやすいサイトとなりました。

こんな方に参考になるかも

  • 専門的な事業内容をわかりやすく伝えたい企業
  • 信頼性のある印象を第一に届けたい企業
  • Webメディアから問い合わせに繋げたい企業

Case2:花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)様

https://www.kafunbusiness.org/

花粉問題を解決するために産官学が力を合わせて取り組む団体

花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)様は、花粉問題の解決に取り組む産官学の関係者が連携し、花粉対策の推進を行っている団体です。
旧サイトは長年使われてきたことでデザインの古さが目立ち、スマートフォン対応(レスポンシブ)にも未対応の状態でした。活動内容をより多くの人に届け、協議会への参加を促進するため、Webサイトの全面リニューアルをご相談いただきました。

▶ BPSがデザインした花粉問題対策事業者協議会(JAPOC)のコーポレートサイトページはこちら

入会促進と活動の認知を支えるシンプルでわかりやすい構成へ

新しいサイトでは、「花粉問題への取り組みに関心を持つ企業・団体」の方々に①活動内容をわかりやすく伝えること、②協議会への入会を促すことを目的に構成を再設計しました。

入会の流れやメリットを紹介するページを新設し、サイト内の各所に入会案内への導線(CTA)を配置することで、参加へのハードルを下げる工夫をしています。

また、旧サイトで情報が分散していたコンテンツは、弊社で精査・再整理。内容の薄かったページは関連情報と統合し、構成をシンプルにすることで、訪問者が目的の情報にたどり着きやすいサイトになりました。

こんな方に参考になるかも

  • 団体サイトなどで入会や参加を促したい企業
  • コンテンツ整理と導線設計を見直したい企業
  • 目的(入会者増加など)に対するアプローチ方法が分からない企業

コーポレートサイト制作のデザイナー裏話

実際にデザイナーとして働いていて経験した、Web制作現場の裏話をお伝えします。リアルな体験談を知ることで、よりスムーズにコーポレートサイト制作が進むかもしれません。

1.デザインの派手さよりも「お客様らしさ」

デザインで最も大切なのは「らしさ」を表現すること。
実際に「うちの会社っぽさが出ていて気に入ってます!」と言っていただけた時は、本当にうれしかったですね。

例えば、ある製造業のお客様のコーポレートサイトでは、社員の方々の真剣な表情を収めた工場内での写真をトップページに大きく配置しました。派手さはありませんが、「ものづくりに真摯に向き合う姿勢」が自然と伝わり、とても好評でした。

また、別のお客様では、会社のカラーが“誠実さ”と“信頼感”だったため、キーカラーに落ち着いたネイビー色を採用しました。見た目の華やかさよりも「堅実さ」を前面に出すことで、「私たちらしさが表現されている」と納得していただけました。

BPSのデザインチームでは、パッとした見の派手さより、「会社の空気感」や「人柄」が伝わるデザインにこだわっています。

2.イメージのすり合わせは「より具体的に」

 「なんとなくカッコよくしたい」「オシャレな感じで」といった抽象的な依頼だと、何度も方向修正が必要になる場合があります。

もちろん、最初から明確に言語化できる方ばかりではないので、私たちもお客さまにヒアリングで方向性を一緒に探っていきま
すが、あらかじめ「どんな印象にしたいか」「どんな人に見てほしいか」など考えておいてもらえるとスムーズです。
(例:自治体の顧客が多いのでとにかく信頼性重視、お堅い業界だが若者にも親しみを持ってもらいたいのでポップなイメージ、など)

もし可能であれば、参考にしたいサイトやイメージ例をご用意いただけると、より納得感のある方向性を共有しやすくなります。

3.情報整理はデザイン以上の手間!?

実は、デザイン以上に時間がかかるのが、デザインの前の「情報整理」です。ひとことで「情報整理」といってもコーポレートサイトに載せる情報はさまざまであり、「何を載せるか/載せないか」だけでなくタイミングや情報参照元なども考慮する必要があります。

たとえば、自社サービス紹介のページでは「どこまで詳しく書くか?機密情報の漏えいにならないか?」「誰が原稿を書くか?どれくらい工数を割くか?」など社内での調整が必要になることが多く、初期の段階で手が止まりがちです。

ある案件では、公開予定日に間に合わせるために、お客さまと一緒に「今出せる情報」と「後からでも更新できる情報」を仕分けしました。すべてを揃うまで待っていると公開が大幅に遅れてしまうため、まずは必須情報だけで公開し、その後に事例や詳細を追加できるように段階的に公開できる構成にしたのです。結果として公開が後手に回ることもなく、制作そのものもスムーズに進みました。

このように、事前にしっかり情報整理することでコーポレートサイト制作における現場の混乱が少なく済みます。逆に、情報整理した”つもり”でも詰めが甘いとスケジュールや予算に大きな影響が出ます。ムダなお金や時間を使わないよう、念入りにヒアリングしてくれるWeb制作会社に制作を依頼しましょう。

コーポレートサイト制作は準備段階が重要

コーポレートサイトは、見た目を整えるだけでは成果につながりません。
「誰に、何を、どう伝えるか」をしっかり整理し、“その会社らしさ”が伝わるデザインに落とし込むことで、はじめて“選ばれるサイト”になります。
また、「これって誰が更新する?」「このページは年に何回くらい見直す?」といった運用面も意識しながら整理しておくことで、公開後のメンテナンスも負担が少なくなります。

制作の途中には、「思っていた以上に社内調整が必要だった」「言いたいことを整理するのが難しかった」といった声もよく聞きます。だからこそ、ユーザー目線で設計し、一緒に方向性を考えてくれるWeb制作会社の存在も大切です。

今回ご紹介した事例や裏話が、これからサイトを作る方の参考になれば幸いです。

コーポレートサイト制作は実績豊富なBPSにおまかせ!

BPSコーポレートサイトの制作実績も豊富です。

お客様の目的や想いを丁寧にヒアリングし、サービスや事業内容に寄り添ったWebサイトをご提案しています。

「コーポレートサイトをリニューアルしたい」
「自社らしさを伝えられるサイトを作りたい」

といったご相談はもちろん、サイト制作とあわせてコンテンツマーケティング(自社ブログなど)やWeb広告のご依頼も歓迎です。

まずはお気軽に、お見積りからお待ちしております。


プロジェクト管理はビヨンド日報くんで!

Webサイト制作のように関係者が多いプロジェクトでは、進捗や工数の把握が欠かせません。BPSが開発・デザイン・提供しているビヨンド日報くんなら、日々の作業内容をチームで共有しながら、自動で集計・管理が可能。「誰がどこまで進めているか」「どこで時間がかかっているか」が一目で分かります。

紙やExcelでの集計の手間を省き、無駄のない進行管理を実現するビヨンド日報くんは、プロジェクト全体を効率的に動かすための心強い味方です。

「うちの会社ではどう活用できる?」という相談も受け付けていますので、まずはお気軽にオンライン説明会へお申し込みください!


監修
yama13

yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。