【厳選】部品管理システム8選!BOM・変更管理などニーズ別に紹介

業務効率化

製造業にとって部品管理の効率化は避けて通れない課題となっているはずです。

部品表(BOM)の管理や設計変更の対応、複数部門間での情報共有など、従来のExcel管理では限界を感じている企業も多いことでしょう。そこで注目されているのが部品管理システムの導入です。

本記事では、BOMの管理機能に優れた製品から変更管理に強いシステムまで、ニーズ別に厳選した8つの部品管理システムをご紹介。

各システムの特徴や適用場面を詳しく解説しますので、自社に最適な製品選びの参考にしてみてください。

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BOMの管理に強い部品管理システム

BOM管理に特化したシステムとして、以下の2つの製品をご紹介します。

  • PowerBOM
  • Visual BOM

PowerBOM

PowerBOMは、日立パワーソリューションズが開発した部品表管理/BOMシステムです。

モノづくり企業でもある同社が現場の課題を解決してきた経験とノウハウを反映させており、設計部門で管理する設計BOM(E-BOM)と、購買/生産部門で管理する生産準備BOM(P-BOM)をまとめて管理できます。

部門間の情報伝達がシームレスになり、製品が持つ各種情報や製品を構成するユニット・部品の構成情報、製造番号情報をすべて紐づけて管理することが可能です。

システムの汎用性も高く、表計算ソフトなど既存の周辺システムとの入出力での連携やURL連携、オプション機能やカスタム対応による相互連携も可能。

周辺システムのリプレースやバージョンアップの影響を受けない柔軟なシステム構築ができます。

項目詳細
最大の特徴E-BOMとP-BOMをつなげてまとめて管理できる
おすすめケースExcel運用から脱却して設計〜生産の齟齬をなくしたい
おすすめ企業中堅〜大手の組立系製造(多部門でBOMを共有したい)
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公式サイトhttps://www.hitachi-power-solutions.com/product/product-lifecycle/plm/powerbom/ 

Visual BOM

Visual BOMは、株式会社図研プリサイトが開発したPLM。設計の成果物である図面とBOMに、CADを持たない部門でも扱える超軽量な3Dデータ(XVL)を加えて管理する特許取得技術を採用しています。

組織の壁、知識の壁、言葉の壁を越えた情報共有とデータ活用ができる点が最大の特徴です。

ラティス・テクノロジー社が開発した世界最高水準の3Dデータ軽量化技術であるXVLテクノロジーとBOMを融合し、BOMの可視化を実現。

BOMと3D形状のハイライト表示や、3D形状による類似部品の検索など、3Dデータを活用した独自機能は特許技術としても認められています。

設計初期段階からのコスト管理にも優れており、設計仕掛段階の製品構成を関係する部門と共有できるため、業務を効率化することによるコストダウンが可能。

高コスト部品の迅速な洗い出しや代替部品検討を支援する機能も充実しています。

項目詳細
最大の特徴BOMと軽量3D(XVL)を結び付けて全社で共有できる
おすすめケース3D前提でBOMを可視化して多拠点で合意形成したい
おすすめ企業設計3D活用が進む中堅〜大手・拠点分散企業
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公式サイトhttps://www.presight.co.jp/product/visualbom/ 

変更管理に強い部品管理システム

設計変更が頻繁に発生する環境では、変更の統制と影響範囲の把握が重要となることでしょう。

そういったケースでは、変更管理機能に優れた特徴を持つ以下のシステムがおすすめです。

  • Aras Innovator
  • Hi-PerBT PLM

Aras Innovator

Aras Innovatorは、オープンソース・サブスクリプション型のエンタープライズPLMです。

製品の企画・設計から製造、納品後のアフターサービスまで、すべての製品ライフサイクルの各データをつなぐ「デジタルスレッド」を構築できる点が最大の特徴。

変更管理において特に注目すべきは、ローコードプラットフォームによってお客様固有の業務フローやシステムに合わせたPLMシステムを構築できる点です。

ECN(Engineering Change Notice:設計変更通知)やECR(Engineering Change Request:設計変更要求)のワークフローを自社の運用に合わせて柔軟に設計できます。

川崎重工業、デンソー、日産自動車、日立製作所をはじめ、世界で350を超えるグローバル企業に採用され、25万を超えるユーザーに利用されている実績も魅力。

サブスク型のためスモールスタートもしやすく、カスタマイズの程度にかかわらずアップグレードを無償で提供しています。

項目詳細
最大の特徴ECN/ECRとワークフローで変更統制を柔軟に設計できる
おすすめケース設計変更が頻繁で派生製品やバリアントが多い
おすすめ企業グローバル展開の中堅〜大手(拠点横断の変更管理が必要)
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公式サイトhttps://www.aras.com/ja-jp 

Hi-PerBT PLM

Hi-PerBT PLMは、日立ソリューションズ西日本が提供するPLMパッケージで、Hi-PerBT Advanced 図面管理とBOMを統合した統合型システムです。

案件・設計工程・設計変更と、製品設計に関わる業務を幅広くサポートする点が特徴となっています。

変更管理の面では、設計変更内容・理由を登録し、変更対象の図面・BOMを管理できる機能を標準実装。

番採番、文字重畳、照査承認ワークフローといった図面管理業務で求められる機能も標準で用意されており、紙やExcelからの刷新と変更統制の徹底を同時に進められます。

ERP連携をはじめ、さまざまなシステムと容易に連携でき、CADソリューションやSCMソリューションなど、日立ソリューションズグループが展開しているシステム群との連携にも優れています。

また、クラウド上へのシステム構築にも対応しており、AWSを利用した構成も選択可能です。

項目詳細
最大の特徴図面・BOM・案件を統合し承認/照査フローを組み込める
おすすめケース紙/Excelからの刷新と変更統制の徹底を同時に進めたい
おすすめ企業製番・個別受注が多い中堅製造
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公式サイトhttps://www.hitachi-solutions-west.co.jp/products/industry/plm/index.html 

他システムとの連携に強い部品管理システム

製造業では、部品管理システムを単体で利用するよりも、CADやERP、生産管理システムなどの既存システムと連携していき全体で効率化を推し進めていくことが重要になるでしょう。

以下の2つのシステムは、特に他システムとの連携機能に優れています。

  • COLMINA 技術情報管理 部品表
  • OpenPDM 核

COLMINA 技術情報管理 部品表

COLMINA 技術情報管理 部品表は、富士通が展開するPLMの中核を成すシステムで、部品表(BOM)を中心とした製品情報管理を行うシステム。

最大の特徴は、開発系(PLM軸)と生産系(SCM軸)の各ICTを結合させることで、情報の伝達と活用を促進できる点にあります。

設計部品表、生産準備部品表、保守部品表など目的別の複数の部品表(BOM)を管理でき、設計から生産、保守に至る各フローにおける情報を管理していくことが可能です。

加えて注目すべきは、CADモデルのストラクチャや生産準備モデル(VPS)の生産工程のストラクチャと連携することで、上流/下流工程との情報伝達をスムーズに実行できること。

SOAインターフェースを介して各業務システムから利用できる仕組みを用意しており、製品構成管理(部品表/BOM)を中心に、文書管理、課題・クレーム管理などのサブシステムやプロジェクト管理、データ管理、生産準備(VPS)などの関連システムとの連携も可能となっています。

項目詳細
最大の特徴設計BOM・生産準備BOM・保全部品表を連携しPLM×SCMをつなげられる
おすすめケース設計〜生産〜保全を貫く情報連係を作りたい
おすすめ企業多拠点・多工程の中堅〜大手
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公式サイトhttps://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/enterprise-applications/industry/ecm/global-edition/ 

OpenPDM 核

OpenPDM核は、株式会社コアが1992年から蓄積してきたノウハウをベースに、BOMの管理、設計成果物の管理、承認情報の管理など必要な機能を実装しつつ、使いやすさを追求した純国産PLM/PDMです。

小規模での導入プランを提供しており、初めてPLM/PDMを利用する企業や部門内での利用などにも適している点が大きな特徴となっています。

連携の面ではCADなどと連携して入力を一回にまとめる(ワン・ライティング)ことで、重複して入力してしまうといったミスの防止や業務負荷の軽減が図れる機能が存在。

登録・承認された情報は強固なセキュリティを介して、社内の様々な部門、遠隔拠点や協力会社などの分散環境とリアルタイムな情報共有ができます。

操作性の面でも優れており、Excelライクな操作性と画面を採用し、少ない手数で必要な操作を行うことが可能。現場の人員がシステムに慣れるコストも低いと言えます。

項目詳細
最大の特徴純国産PDM/PLMをWeb中心で短期導入できる
おすすめケース小さく始めて段階的に拡張したい
おすすめ企業中小〜中堅(Excel文化から移行しやすいUI)
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公式サイトhttps://www.core.co.jp/openpdm/index.html 

調達・品質情報を一元管理できる部品管理システム

製造業においては、部品管理に加えて調達情報や品質情報、規制対応などを一体的に管理していきたいというニーズを持つ企業も多いことでしょう。

そういったケースには、調達・品質情報をまとめて管理できる以下のようなシステムがおすすめです。

  • Obbligato for SaaS
  • mcframe PLM

Obbligato for SaaS

Obbligato for SaaSは、製造業1000社以上に導入・使い込まれて業務ノウハウの詰まったPLM「Obbligato」を利用できるクラウド型のシステム。

最大の特徴は、製品開発のなかで増えていった情報を、製品構成(BOM)に関連付けてまとめて管理でき、設計情報と環境情報の共存もできる点にあります。

BOMを取り込み、仕入先に部品の化学物質調査を行い回答データを登録することで、製品単位の含有化学物質集計を実施可能。

RoHS指令、REACH規則等の規制判定やchemSHERPAの成分情報、遵法判断情報の双方の積上集計ができるようになっています。

導入面でも優れており、含有化学物質を管理する機能のみの利用もでき、後から統合BOMやPLMへシステム拡張していくことも可能。段階的な導入によりリスクを抑えながら効果を実感できる仕組みとなっています。

項目詳細
最大の特徴環境・化学物質属性も含めてBOMと一体で管理できる
おすすめケース自動車/電機/医療など規制対応と多拠点展開を両立したい
おすすめ企業規制業界の中堅〜大手
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
公式サイトhttps://jpn.nec.com/obbligato/saas/index.html 

mcframe PLM

mcframe PLMはVisual BOM、EM-Bridge、Projectの3システムでエンジニアリングの全工程を効率化できるシステムです。

「強いものづくり」のために、現場の人員が単純作業に割いている時間を削減することで、製品・サービスの付加価値につながるようなより重要な業務に時間を割くことができるようになります。

原価管理において特に優れており、ビジネスエンジニアリングが培った原価管理ノウハウをエンジニアリング領域にまで広げ、PPM(プロダクト・ポートフォリオ)・販売投資回収・損益・廃番計画スタディなど、「儲かるものづくり」のためのコスト管理を行うことが可能です。

3Dモデルを用いることでE-BOM・M-BOM・BOPを簡単に作成できるようにもなっており、設計段階からの原価把握を推進できるシステムとなっています。

項目詳細
最大の特徴E-BOM/M-BOM/BOP連携に加え原価企画を標準で扱える
おすすめケース設計段階から原価・納期影響を見て部材選定したい
おすすめ企業原価管理を重視する組立製造の中堅〜大手
初期費用要お問い合わせ
月額費用要お問い合わせ
公式サイトhttps://www.mcframe.com/product/plm 

部品管理システムの選び方

部品管理システムを選定する際は、自社の業務要件を満たす機能があるかどうかを慎重に検討したうえで、自社に合うシステムを選びたいものです。

以下3つのポイントは必須事項として確認しつつ、選定を進めていきましょう。

多階層BOMとE/M差分を確認しておく

部品管理システムの選定では、まず多階層のBOMに対応しているかを確認することが重要。

多階層BOMとは、製品を構成する部品やユニットが何段階にもわたって組み合わされた構造を表現する仕組み。

例えば、自動車であれば「車→エンジン→ピストン→ピストンリング」といった階層構造になります。

特に注意すべきは、設計BOM(E-BOM)と製造BOM(M-BOM)の差分管理機能です。

E-BOMは設計部門が作成する理想的な部品構成ですが、M-BOMは実際の製造工程に合わせて調整された構成となります。両者の違いを明確に把握し、変更時の影響範囲を素早く特定できるシステムを選ぶことが大きな効率化につながるでしょう。

階層の深さも確認ポイント。航空機や大型プラントなどの製品では階層が多岐に渡ることでしょう。自社製品の複雑さに応じてシステムごとに対応可能な階層数を事前に確認しておくと安心です。

ECN/ECRの承認フローと履歴を確認しておく

設計変更の管理機能も選定時の重要な要素です。ECN(Engineering Change Notice:設計変更通知)とECR(Engineering Change Request:設計変更要求)は、設計変更を組織的に管理するための仕組み。

製造業では製品の改良や不具合対応が頻繁に発生するため、これらを適切に管理できる機能はほぼ不可欠となるでしょう。

承認フローが柔軟に設定できるかどうかも重要。部品の重要度や変更の影響範囲によって、承認者や承認手順を変更できるシステムが理想的です。

例えば、安全に関わる重要部品の変更では複数部門の承認が必要だが軽微な変更では簡素化したフローでOK、といった使い分けができるかどうか。

また、過去の変更理由や承認者などを詳細に記録し、後から検索・参照できる機能があると類似の問題が発生した際の対応もやりやすくなるでしょう。

CAD/ERP/RFIDなど連携要件で比較する

部品管理システムを単独で使用するケースは少なく、多くの場合は既存システムとの連携が前提となります。

CADシステムとの連携では、設計データから部品表を自動生成できる機能が重要。手作業での転記によるミスを防ぎ、設計変更時の反映作業を大幅に効率化できます。

ERPシステムとの連携は、生産計画や調達業務の効率化に直結するはず。部品表から発注点や発注量を自動算出する機能があると、在庫最適化にも貢献できます。

自社で使用しているシステムが複数ある場合、ベンダーに「このシステムとは連携できるか」をもれなく確認しておけると安心です。

必要に応じて独自開発もおすすめ

システムで管理する対象や、連携したいフローも複雑になりがちな部品管理システムの場合、「既存のパッケージシステムではいまいちやりたいことがやりきれない」というケースも多いことでしょう。

そういった場合には、最初から自社にピッタリあったシステムを新規で開発してしまうのがおすすめです。初期費用こそかかるものの、パッケージ型よりもニーズをより高いレベルで満たせます。

特に製造業の場合、業務の効率化はラインの生産性・収益性に大きく関わるはず。積極的に検討しましょう。

なお、この記事を公開しているBPS株式会社では、システムの受託開発を行っています。

開業時の2007年から、「家庭教師のトライ」で知られるトライグループ様やサイバーエージェント様などの大手企業から、慶應義塾大学様や東京大学様などの教育機関まで幅広くご支援させていただきました。

70以上の自治体で導入されている「ビヨンド入退くん」や多くの教育期間や教材会社に利用されている「超教科書」などの自社プロダクトも多く展開しております。

パッケージでは「現場の機器と連携できなかった」「いまいち痒いところに手が届かない」といったケースにはぜひご相談ください。

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部品管理システムの料金目安

部品管理システムの導入費用は、システムの規模や機能によって大きく異なります。

予算計画を立てる際の参考として、一般的な料金水準として以下のようなイメージを持っておきましょう。

初期費用は約100万〜で要見積もりが多い

初期費用はライセンス費用(サブスクの場合)やカスタマイズ費用、導入支援費用の合計となります。一般的な中小企業向けパッケージでは100万円程度から、大企業向けの本格的なシステムでは数千万円規模になることもあります。

特に費用に大きく影響するのはカスタマイズの有無。標準機能で要件を満たせる場合は最小限の費用で済みますが、独自の業務フローや帳票に対応するためのカスタマイズが必要な場合は、開発工数に応じて費用が増加します。

多くのベンダーが「要見積もり」としているのは、部品管理システムは比較的大型なシステムのため、ユーザー数や必要な機能などの変数が多く、企業によって費用が大きく変動するためだと考えられます。

複数のベンダーから見積もりを取得し、比較検討を進めていきましょう。

月額費用は約数万〜が目安

月額費用(ランニングコスト)は、主にユーザーライセンス費用とシステム保守費用が内訳となります。ただ基本的には、クラウド型の場合はまとめてサービス利用料として設定されています。

比較的小規模なシステムの場合、月額数万円程度から利用可能。例えば、Celbのようなクラウド型サービスでは、基本料金5,000円とライセンス費用5,000円/ユーザーという構成となります。

一方大規模なシステムの場合、機能も複雑でユーザー数も増えることでしょう。そういったケースでは月額費用×ユーザー数で月額費用は青天井になっていきます。

導入を失敗させない進め方

部品管理システムは比較的大規模なシステムとなるため、導入する際は単純にシステムを入れ替えて完了、とはいきません。

業務フローの見直しや運用ルールの整備など、以下のようなことに注意して導入を進めていきましょう。

連携範囲と項目を先に決める

システム導入前に、他のシステムとの連携範囲と連携するデータ項目を明確に定義しておきましょう。後から連携要件を追加すると、大幅な設定変更や追加開発が必要になり、コストと時間が大幅に増加する可能性があります。

連携対象となる主要システムを洗い出し、それぞれとのデータの流れを整理しておくと安心。

例えば、CADからは図面情報と部品構成情報、ERPからは在庫情報と購買情報、生産管理システムからは製造実績情報といった具合に、どのシステムから何の情報を取得しどのシステムに何の情報を提供するかを洗い出しておきます。

BOM粒度と品番規則を統一する

BOMの粒度と品番規則を事前に統一しておきましょう。

ここが曖昧だと、同じ部品が複数の品番で管理されたり、必要以上に細かい部品まで管理対象としてしまったりする問題が発生する可能性も。

BOM粒度とは、どのレベルまで部品を分解して管理するかということ。例えば、ボルトとナットとワッシャーを個別に管理するか、「ボルトセット」としてまとめて管理するかといった具合です。

品番規則を揃えるのも忘れてはいけません。

特に部署ごとに独自の品番体系を使用していた企業では、システム導入を機に全社統一のルールを策定しましょう。

Excel台帳を棚卸して統合しておく

多くの製造業では、各部署がExcelで独自の部品台帳を作成・管理していることも多いでしょう。こういった点在しているExcelをすべて棚卸しし、統一しておきましょう。

まず、社内に散在するExcel台帳をすべて収集し内容を精査します。同一部品が異なる品番で登録されているケースや、データが重複しているケースもあるはずです。

統合する際は、部品コードや単位などの項目を揃えたうえで、マスタデータを作成しましょう。

なかなか根気のいる作業にはなるはずなので導入を決めたら計画的に取り掛かりつつ、ベンダーにも協力を依頼して進めていきます。

設計→製造→保全へ順次導入する

部品管理システムの導入は、一度にすべての部門で開始するのではなく、段階的に進めていくのがおすすめです。

どの部門から先に進めていくかは企業ごとにケースバイケースですが、基本的には部品の情報がはじめに生まれる事が多い設計部門から進めることが多いでしょう。

ただやはりシステムの特性には依存するので、ベンダーに「段階的に導入していきたいが、どの部署からどの用に進めていけばよいか」を確認しておければ安心です。

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部品管理システムの導入と合わせて検討したいのが、製造現場での工数管理システム。

「ビヨンド日報くん」は、月額44円/人から利用できる日報・工数管理システムです。毎日の日報から各人員がどの作業にどれくらいの時間を割いているのかを集計することができます。

部品の設計・製造・保全にかかる実際の作業時間を正確に把握できるようになれば、より精度の高い原価計算や生産計画が建てられるようになるでしょう。

初期費用0円・無料トライアルも可能なため、部品管理システムの導入と並行して手軽に工数管理を開始していただけます。

部品管理システムで管理する部品情報の集計・管理を効率化しつつ、実際の作業工数データを組み合わせることで業務のさらなる可視化・効率化も進めていきましょう。

\手放せなくなる日報ツール/

監修
yama13

yama13
慶應義塾大学卒。2020年より中小企業の経理業務に従事。現在は経理と並行してマーケティング領域も担当し、数字に基づく経営状況の分析を得意とする。実務視点と戦略的な思考を活かし、現場に即した改善提案を行っている。